宅配ボックスのドアが開かないとき

通販はなるべく利用しない主義だ。幸い私はまだ自分の脚で買い物に行けるし、その時間も惜しいほどに忙しい訳でもない。必要なものを必要なときに買いに行き、そこで売っているものの範囲で賄うようにしている。欲しいものが店に無ければ無しで我慢するか、別のもので良しとするか、取り寄せてもらって後日再訪するか。いずれにしても耐えられないほどのことはない。時間に余裕があって健康体なのに、何でもかんでもネットでポチして翌日ドアまで届けてもらえるのが当たり前になったら最後、私は「人でなし」への道まっしぐらだと思っている(もちろん、宅配ドライバー不足問題とか環境問題とかもちょっとは考えている)。

▲お酒もちゃんと酒屋へ買いに行きます。この写真は温泉宿の夕飯ですが。

とはいえ、ときどきは宅配便を受け取らねばならないことがある。香典返しとか株主優待品とか、最近ではクラウドファンディングやふるさと納税の返礼品など。だいたいの時期は予想できても自分で注文したわけでないから、配達されるまで発送されたことが分からない。で、たいていマンションの宅配ボックスのお世話になるのだが、先月は不在連絡票に記された4桁の暗唱番号をセットしてもボックスのドアが開かない、ということがあった。

こういう事態は初めてだったので少々焦る。不在票にあるドライバーの番号に電話してはみたものの、当然解決にはならない。1の位からひとつずつ番号をずらしてやってみたが、どうもダメである。はて?と思いネットで解決法を検索すると、今の時代これは大して珍しい出来事ではないらしい。ハテナ系のサイトで見つけた回答には、私がすでに試した方法以外に、デフォルトの「0000」で半数は開くと書いてあった。果たして、私の荷物も0000で無事ゲット。こういうときはネットの力に感謝である。

そして今日、またもや同じ事態が発生し、同じように0000で解決した。このエリアを担当する、同じおっちょこちょいのドライバーさんが同じ間違いを犯してしまったのか、あるいはどのドライバーも時間に追われて番号をまともにセットする余裕すらないのか。今どきはLINEで受け取り日時を変更したり、コンビニで受け取ったり様々なオプションがあるようだが、その設定をするのもいろいろ面倒で、なんだかなぁと思ってしまう。

▲これは昨年末に届いた佐賀県からのふるさと納税返礼品。

ついでに言えば、世の中キャッシュレスだというので、私もこのところプリペイドカードにまとめてチャージしておき、普段の買い物には極力それを使っていたのだが、それだとどうしても「今日はいくら使った」という感覚が薄れる。結果、使いすぎる。日銭稼ぎのパート&フリーランス稼業は、極端に言えば日ごとに収支を均衡させないと、こんどは破綻への道まっしぐらだ。なので、数百円単位の少額決済を除き原則として現金払いに戻すことにした。(まぁ使いすぎるのは本人の心がけの問題でもあるが)

便利な世の中になって有難いことではあるが、その裏で生身の人間が付いていけずに徐々に歪んでいくものがある。みんな大なり小なり気づいているとは思うんだけどね。

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