日別アーカイブ: 2019年10月13日

Life goes on

思えば人類史は自然災害との戦いであった。現代人は忘れがちであるけれども。

福島県内も各所で河川の氾濫や堤防の決壊があったが、幸い私の住む周辺は無傷で済んだ。被害にあった地区の一日も早い復旧を祈るばかりである。

上の写真は、このブログでもたびたび登場する私の散歩コース、荒川土手。台風一過の今日16時半ごろに撮影したもので、もうだいぶ水は引いていた。広い土手のグラウンドは完全に水没したらしく、サッカーのゴールポストの位置が変わっている。手前にあったはずのもう片方のゴールポストは姿が見えなくなっていた。

福島市内を流れるこの荒川はその名の通り昔から洪水が多い暴れ川で、1986年の8.5水害では死者の出る被害があったそうである。8.5水害とは関東甲信越も含めてかなり広範囲に被害が出た大災害だったらしいが、当時東京の大学生だった私はまったく記憶がない。いかに世の中に無頓着だったか。まったく恥ずかしいくらいボーッと生きていたものだ。

今回の台風で、福島市が誇る観光道路の磐梯吾妻スカイラインもまた当分の間通行止め。紅葉のピークシーズンを前に関係者はさぞや落胆しているだろうが、それもこれも天のなせる技だから仕方ない。

一方で今日、福島市街にある福島稲荷神社の例大祭は予定通り行われ、出店が並び、山車が練り歩いているらしい。もちろん自粛すべきというわけではないが、テレビでもSNSでも被害のニュースばかりだからなんだかこのギャップは不思議な感じだ。

▲4日前に行った二本松菊人形展にはこんな一角も。12日は休園したが13日から再開とのこと▲

地震、津波と比べて河川の氾濫は、治水技術の向上であたかも克服できたかのように錯覚してはいなかったか。人類、奢ってはならないと改めて思う。

どんな状況でもみな心穏やかに過ごせますように。

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